年代:推定1800年代
このガラスキャビネットは、18世紀ヨーロッパのロココ様式を思わせる華麗で詩的な装飾性を備えた逸品。流れるような柔らかな曲線のサーペンタインとガブリオールレッグや各所に散りばめられたオルモル(真鍮装飾)が高級感を添え、全体的に品格を与えています。
使用されているキングウッドは、希少性と深みのある色彩で知られ、重厚かつ洗練された雰囲気を演出。扉および両側面には、まるで絵画のように装飾が見る者を幻想的な世界へ誘います。
絵柄には、森の木陰で休息する貴婦人が描かれており、その傍らにはハートに矢が刺さった円盤に青いリボンを結び付ける姿が。これは「射止められた心に誠実に応える」 そんな印象が感じられます。
※ヴィンテージの風合いを生かしつつ、雰囲気を損なわない程度に清掃しています。経年による傷や汚れがございますので、予めご了承ください。
※現物は福岡県朝倉市にございます。取りに来れる方は送料分お値引きいたしますので購入前にコメントをください。
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