真作
伊藤鳳雲の、漢字に劣らない存在感を示す太字仮名の筆運びを直接感じることのできる作品です。
北原白秋詩
みかさ山 冬きにけらし たかだかと 木むらが梢の いゆくしら雲
約135cm×33cm(総丈約207cm×45cm)
これは60歳前後の時の作品です。師事していた身内が約50年ほど前に師から直接入手したものです。
もちろん落款はありますが、共箱は後に購入したものです。共箱へのサインはありません。
経年に伴う黄ばみ、シミはあります。折れ曲がりはありません。モニター・画面環境等によっては実際の色と見え方が多少異なる場合があると思いますが、その点はご了承ください。
維持管理が大変なので手放すことにしました。大事に管理していただける方、特に仮名文字を好まれる方に巡り合えれば幸いです。お勧めは、コレクションとしても良いのですが、書のお手本として飾って頂くことです。
伊藤鳳雲の経歴
生年大正5(1916)年6月13日 没年平成13(2001)年9月19日
昭和・平成期の書家 千草会会長、日展参事、日本書芸院名誉顧問。 昭和28年田中塊堂の門に入り、かなを学んだ。 平安朝の和様書と中国の書を取り入れた独自の書法を開拓した。 著書に「書道かな(正・続) 」
主な受賞名 日展特選・苞竹賞( 昭37年度)「秋風」、日展第5科・菊花賞(昭45年度)「人麻呂の歌」、大阪府文化芸術功労者(昭和57年)、日本芸術院賞(平成2年)「三吉野の歌」、日展総理大臣賞
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ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##書