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こちらは赤銅地に秋虫の姿を表した無銘の縁金です。秋草とともに描かれることの多い秋虫は、古来より「もののあわれ」を感じさせる題材として歌にも詠まれ、江戸時代の武士や町人に親しまれました。蟋蟀・鈴虫の鳴き声は秋の夜長の情緒を伝え、蟷螂は勇猛さや果敢さを象徴します。
赤銅の深い色味に繊細な彫りで表された虫たちは、わずかな中に生命感と風情を宿し、江戸時代の美意識を静かに映しています。派手さはなくとも、自然を慈しむ心を伝える一品であり、拵の一部として用いられた形跡も残ります。
骨董品・時代物にご理解のある方、日本の四季や風雅を愛する方におすすめです。鑑賞・コレクション用としても価値ある縁金です。
▶サイズ
サイズ等の測定値には多少の誤差があります、あくまで参考値としてご確認ください。
約 38.4mm × 23.0mm × 12.3mm 重さ約 19.9g
▶状態
新品
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▶発送方法
佐川急便
ゆうゆうメルカリ便
日本郵便
▶その他注意点
即買いOK
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