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弥七田織部の馬盥形茶碗です。
少しゆがんだおにぎりのような可愛らしい形に細く垂らされた織部釉、草木を線で表すなど、見所多い茶碗に作られています。
川本了生の作です。
作者、川本了生(かわもと りょうせい)は、1948年生まれの陶芸家です。愛知県窯業訓練校で研修後、茶陶作家の林英仁に師事しました。1982年に岐阜県瑞浪市大湫に山月窯を築き、1990年には穴窯を築いています。2004年に55歳で逝去されました。
川本了生は、特に弥七田織部(やしちだおりべ)の作品で知られています。彼の作品は、洗練された意匠と繊細な絵付けが特徴で、薄手で緻密な素地と端正な形が特徴です。また、緑釉を細く垂らしたり、赤織部に見られる赤を点線として取り入れたりするなどの工夫も見られます。
銀座松屋、名古屋三越、広島や松山などで個展を開催し、高い評価を得ています。
大変きれいなお品となっておりまして、割れや欠けはございません。
夏に使う平茶碗として、いかがでしょうか?
外箱の紙箱には弥七田織部 平茶碗の書き込みあります。
☆サイズ☆
直径約15.5cm
高さ約5.5cm
箱/木箱入
(作者本人による箱書あり、布あり、
作歴の紙はなし)
紙箱付
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