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こちらは、「1800年代初頭頃のオーストリア製ではないか」と推定・伝承される、フルサイズ(4/4)の無銘手工バイオリンです。
(※大手楽器店リペア担当者による推測/確実な証明書やラベルはございません/ノンラベル)
一枚板の裏板、そして年月を経た楽器ならではの渋みのある外観──
現代のバイオリンに比べ、こちらの楽器は f字孔が細長い形状 をしています。これは古いヨーロッパ製バイオリンにしばしば見られる特徴と言われています。
長い歴史を感じさせる古楽器ならではの深い趣と存在感があります。
購入時に前の所有者の方からは「1700年代初頭の可能性もある」と伺いましたが、真偽を保証するものではなく、あくまで伝承の範囲です。
歴史ある楽器にご関心のある方におすすめの一挺です。
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♪ 音について(主観)
G線・A線は深みのある豊かな響きがあり、低音に存在感があります。
一方でE線はやや弱めで、音のバランスを整えるためには駒や魂柱の調整が必要になるかもしれません。
古楽器ならではの個性としてお楽しみください。
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♪ 状態について
アーチの外側が沈んでおり、写真の通り魂柱がよく見える状態です。
長い年月を経た古い楽器ならではの特徴ですが、調整を前提にお迎えいただければと思います。
ペグの位置がやや干渉しており、現状では音程が安定しにくい状態です。
年代相応のキズや使用感がありますが、それも含めて古楽器ならではの風合いとしてお考えください。
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♪ 発送について
楽器をハードケースに収納し、その上から梱包材で丁寧に包み、宅配便(ヤマト宅急便)でお送りします。
ケースは付属しますが、あくまで輸送用としてお考えください。
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♪ この楽器について
推定1800年代初頭頃に製作されたと伝えられる、フルサイズ(4/4)のオーストリア無銘バイオリンです。
ノンラベルのため製作者不詳ですが、現代の楽器にはない深みと存在感があります。
経年によりニスのツヤが落ち着き、オールドならではの渋みを漂わせています。
このような独特の風合いを持つ楽器を、この価格帯で手にできるのはまさに一期一会。
どうぞこのご縁をお見逃しなく。
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