部屋に飾ったことのない新品未使用本物のギベオン隕石です。よく似ているムオニナルスタ隕石では無いです。正方形に近いきれいなカットとウィドマンシュテッテン構造、裏側の表皮も楽しめる逸品です。
ギベオン隕石(Gibeon meteorite)は、アフリカのナミビア共和国で発見された**鉄隕石(てついんせき)**の一種です。約4億5千万年前に地球に落下したと考えられています。
主な特徴
ギベオン隕石の最大の特徴は、加工によって現れるウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる神秘的な網目模様です。
種類と成分:
種類: 鉄隕石(メテオライト)
主成分: 鉄(Fe)とニッケル(Ni)(鉄が約9割、ニッケルが約8%)
ウィドマンシュテッテン構造:
ギベオンをスライスし、酸で表面を処理(エッチング)すると、内部に美しい幾何学的な網目模様が現れます。
この模様は、鉄とニッケルが非常に長い時間をかけて(100万年に数度という極めて遅い速度で)冷却される過程で結晶化したもので、地球上では再現不可能な構造です。
この構造が、ギベオンが本物の隕石であることの証明にもなっています。
産地と歴史
産地: ナミビア共和国のハルダプ州ギベオン地域で発見されました。名前はこの地名に由来します。
発見: ヨーロッパ人によって最初に破片が採集されたのは1836年頃とされていますが、それ以前から現地の人々には槍などの武器を作るために利用されていました。
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