東大寺長老を務めた筒井寛秀による掛け軸です。
大胆に「黙」という文字が書かれています。
書き始めに墨の滲みが見られたり、はらいの部分に掠れが見られたり、、。
墨をたっぷりと含んだ筆で迷うことなく、この文字を書いたのだということが想像できます。
「黙」という禅語は、沈黙の豊さを知るという意味があります。
大切なことは、どれほどたくさんの言葉を用いても伝えることは難しく、沈黙の中で真意が伝えられることもある。
静かな空間で黙っていても、得るものはきっと多いはずである、といったような見方もあるそうです。
黙という言葉の通り、多くは語らない掛け軸になっていますが人それぞれに様々な考えを与えてくれそうです。
言葉の意味がお好きな方や、筒井寛秀がお好きな方などにお譲りできればと思っております^^
共箱付きでのお譲りになります。経年による日焼けが見られますが破れやシミなどの目立つ傷はありません。
筒井寛秀[1921ー2010]
奈良県の生まれ。
大正大学を卒業後、東大寺塔頭清涼院住職や東大寺教学執事、執事長などを歴任し、212世東大寺別当を経て、
東大寺長老を務めた。生涯を東大寺とともに歩んできた経験をもとに「誰も知らない東大寺」を2006年に発行。
また祖父、父ともに東大寺別当を務めた。
●サイズ
掛け軸:幅31cm × 高さ176cmほど
書:幅28cm × 高さ96.5cmほど
共箱:幅8cm × 奥行き38.5cm × 高さ7.3cm ほど
●注意事項
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