特級呪像 ―《メデューサ・パイラタイト》―
通称:蛇髪の守護者(ガルガリア・オルドゥ)
この像は、黄鉄鉱(パイライト)の結晶が“凝視の力”を宿す鉱石とされ、
古代ギリシアの「メデューサ伝承」を封じるために
冥府の司祭たちが行った儀式を再現して造られたと伝わる。
パイライトの金色の輝きは、太陽神アポロンの加護と同時に、
冥府の闇を映す「裏の太陽」を象徴する。
この像は“視られる者”ではなく、“見つめ返す者”。
その瞳に宿るのは、「返視(へんし)の呪」。
悪意・嫉妬・呪詛・監視――
どんな「視線の刃」であろうと、すべてを跳ね返し、
放った者の魂へとそのまま返すとされる。
また、蛇髪一つひとつには
「縁を断つ蛇」「富を呼ぶ蛇」「真実を告げる蛇」といった
三種の力が封じられている。
設置の儀式
夜に北を背にして部屋の中央に置く。
その際、「我、視る者なり」と心の中で唱えることで、像は主を認識し、
以後、主以外の視線を拒む“鏡の守護”を発動すると言われています。
ご利益・効果:
・邪視・悪念の返還(返視の呪)
・金運・財気の引き寄せ(パイライトの太陽力)
・隠された真実の顕現(蛇髪の託宣)
禁忌:
・他者に貸すこと(像が主を失う)
・鏡の前に置くこと(返視が反転する)
・売買の際、沈黙せず語らずに手放すこと(“声なき別離”と呼ばれる災)
高さ約10cm
ご縁を感じた方は是非お迎えください。