日常使いしやすそうなサイズです。
手馴染みがすばらしくいいです。
共箱は、ずっとプチプチに包まれていたのでかなりきれいなままです。
十二代酒井田柿右衛門(明治11年~昭和38年)は、近代柿右衛門復興の祖として知られ、特に初期に途絶えていた濁手素地の技法を復元したことで知られています。彼は父である11代から技術を学び、大正6年に襲名。ブラッセル万国博覧会でグランプリを受賞するなど数々の賞を受賞し、日本工芸の発展に大きく貢献しました。
途絶えていた乳白色の素地「濁手」を復元させたことで、高い評価を得ています。
本人作の作品には銘がないことが多く、肉眼での判別は難しいとされています。
1922年(大正11年)
尋常小学校国語読本巻10に「陶工柿右衛門」掲載される
1953年(昭和28年)
十二代柿右衛門、渋雄(十三代)親子によって濁手素地の復元に成功する
1955年(昭和30年)
「第2回日本伝統工芸展」にて日本工芸会賞を受賞
1957年(昭和32年)
「第4回日本伝統工芸展」にて文化財保護委員会委員長賞を受賞
1958年(昭和33年)
「ブリッシュセル万国博覧会」グランプリ受賞
1962年(昭和37年)
勲4等瑞宝章受章
1963年(昭和38年)
十二代柿右衛門 歿(86歳)
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