大部分は、「純度が92.6%の銀」です。
(X線による鑑定結果は写真10参照)
■銀だけの重さは約4.5kgです。
■スクラップ扱いの場合、 約45万円程の価値になると思われます。
■参考までに、インゴットの場合、92.5%の銀は現在209円/g 、4.5kgの価値は94万円ほど。
■像1個の鑑定ですが、他の像も同じ銀と思われます。
■スペイン風衣装の王様、女王様、聖職者、裸の勇士、大鷲、大トカゲ、太陽、月などの像で構成されています。
■精緻な彫刻が入った像に無造作に穴が開けてある事や、折れた食器の柄をつなぎ材に利用するなど、高価な銀の像とはアンバランスで雑な造りです。
■像の価値を無視した人によって作られたものと推測されます。
像は、王族か教会のものか?あるいは盗掘品か?と推測されます。
■重さと形から、人がかぶるものではなく、儀式か祭りの飾り物として作られたものと推測されます。
・中央の十字型のフレームも銀です。
・水平リングフレームは銅です。
・像の縛りつけは銅線です。(像が外れそうだった所は現代の線で補強)
・像同士の連結には真鍮などの廃品が利用してあります。(写真)
・宝石はガラスと思われます。(未確認)
・径:25cm×20cmの楕円
・高さ:48cm
・全体の重さ:5.0kg
銀の重さ(概略):4.5kg
銀以外の重さ(概略):0.5kg
(銅リング2本=165g、宝石19個=152g、補強材真鍮等13個80g、他)
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