檜山健三「駒ヶ岳」F10号油彩
檜山健三先生は1932年茨城県に生まれ、東京芸大油画専攻小磯教室で学びました。親兄弟皆医者で檜山先生だけが芸術の道を選んだそうです。
卒業後は無所属の道を選び頻繁にスペインに滞在し制作されました。
1989年に梅田近代美術館で開催された「追悼・小磯良平先生を囲む作家展」では昵懇の巨匠たちと新制作創立メンバーと芸大小磯教室の門下生たち、島田章三、脇田和、大沼映夫、石川滋彦、伊藤清永、野田弘志、彼末宏、絹谷幸二、三岸節子、舟越保武、猪熊弦一郎、笠井誠一、小松崎邦雄ら41名が招待され檜山先生のそのひとりです。
その作品はご夫妻で幾度も訪れたスペインの昼下がりのまどろみや集落の光と影を感じる円やかな色感としゃれたフォルムで人気を博しました。
活動は出身県にある伊勢甚の美術サロンにて隔年開催を中心に泰明画廊さん、梅田画廊さんなど著名画廊や全国の百貨店美術部で開催されました。
本作は木枠に張った作品のみで額縁はございません。空の部分に所々しみがありますので安価スタート致します。
作家名 檜山健三
タイトル 駒ヶ岳
技法 キャンバスに油彩
サイズ F10号 53*45,5cm
額サイズ なし。
サイン 右下にサインあり。キャンバス裏にサイン、タイトルあり。
状態 作品概ね良好。空の部分にあちこちかすかに点状のしみがあります。
備考 真作保証します。
評価 1982年美術名鑑では号換算95万円。 本作は90年代の伊勢甚で70万円の販売価格でした。
カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##絵画